スタッフ/MVパートナー便り

魔境 ~なつこ~

読んだり、見たりしただけで理解できるほど頭が良くない馬鹿な私です。

経験しないと肚から理解できない。腑に落ちない。馬鹿な私です。

 

とても恥ずかしいのですが

出来ればこんなこと書きたくないのですが

自分を超えるために自主的に書きます。

 

どなたかのご参考になりましたら幸いです。

 

 

私は魔境に落ちました。

初めて気が狂う経験をしました。

小さな傷にドーーーーっと大量のエネルギーが流れ込み、

そのエネルギーをコントロール出来なくなりました。

頭が遠心力の中心部ではなく、

遠心力の外側にいるような、振り回されているような感覚になりました。

ぐらぐらと、ひどいひどい眩暈が起こりました。

このままにしておいたら

本当に芯まで気が狂う。精神病院行きなる。廃人になる。人生終わると。

そこまでになって

ようやく

全部全部全部自分の責任だと

最悪の状態の中

自分に全責任があることがようやく肚にストンと落ちました。

肚が据わりました。

そして

こんな最低な自分ですが

大変身勝手ですが

どうか、どうか

ま~やさん、しんさん助けて下さい。

と、心底助けを求めました。今までのこと全てごめんなさい。体全部、降参状態でした。

(自分だけでいつもどうにかしよう、頑張ろうと、解決しようとしてきた私にとって

本当に窮地になったとき、人に助けを求めるのがとても苦痛といいますか苦手でした。

前世から自滅して終わっていた私にとってSOSをやっと出すことができました。

助けを求められないのも大きな縛り・思い込みでした。)

その時は、恥ずかしいとか、どうのこうの言ってる場合ではなく

ためらっていたら本当にいよいよ戻れないくらい気が狂いそうなのがわかり

すぐに

セッションを申し込み

メールで助けを求めました。

 

その決断と行動で

気狂いがだいぶおさまりました。

その直後、

肚から「間に合った!!」と思わず大きな声が出ました。

頭でもう一度(きっと間に合ったんだ。)と確認・確信しました。

 

話が前後しますが

小さな傷は

二元論を超えていない優越感と劣等感です。

ま~やさんから「MVで何か一緒にしませんか?」とお誘いを受けたときから

(もともと持っているから)魔の芽は発芽しました。

褒められれば嬉しくて調子に乗る。優越感が出てくる。万能感も出てくる。勘違いし出す。

そうやって魔の芽を自分ですくすく成長させました。

しだいに、ま~やさん、しんさんの助言が入らなくなっていきました。

優越感は劣等感の裏返しで同じ成分です。

どちらも生きにくくする(波動を重くする)要らない成分です。

うっすら優越感がある時こそ助言に気づきにくくなっていました。危険な入口です。

これがひとたび劣等感になるとひどい状態になりました。ご迷惑もおかけしました。

 

 

失敗はダメとか、恥をかくのがダメというのも大きな縛り・思いこみです。

でも、自分の失敗や恥ずかしい事(=魔境に落ちたこと)を

わざわざ書いて出すのにとても抵抗があります。

格好つけようとする自分がまだまだいます。自意識過剰です。

 

それにしても

なんで恥をかきたくないんだろう、

いつからそんな風になったんだろうと。

当然ですが、2歳くらいまでは恥も何もなくて。

失敗したらどうしようなんて微塵もなくて。

でも

この地球に生まれて、

子供の感覚からするとおかしなシステムがいっぱいあったとしても

とにかく生き抜いていくために

恥をかかないこと=「生き抜いていく術」の一つ、「自分を守るための術」の一つ

になっていったのかもしれないと。

大衆から出ないように、出たらこんな恥ずかしい思いをするよと

必死に必死に身に着けたんだと思います。

 

でも

 

経験しないと肚から理解できない馬鹿だから。

だから恥もわざわざかいてみようと思いました。

せっかくのチャンスです。

案外平気かもしれません。

恥は幻想だったと笑いに変えられる日がくるかもしれません。

 

大人になっていくうえで、

失敗や恥をかくという経験をしたことの無い人は

誰もいないし。

 

私たちは

経験をするために生まれてきたから。

それを元に成長・進化をしに来ているから。

だから

一つでも多く

縛りや思い込みを外して帰る。

多分死んでから

顕在意識で考えるような

失敗の数々を恥ずかしいと思わないはず。

それよりも

深いところの縛りや思い込みを外すためにとった

あの時の

勇気ある行動に

よくやった!

と言ってやれると思う。

 

 

なんか変な構成の文章ですみません。

以上です。

 

 

追記

まだまだ浅はかではありますが

気づきのための助言や場を与えてくださいましたこと

ま~やさん、しんさんに感謝申し上げます。

 

 

【ま~やのコメント】

まあ、魔境に落ちると戻ってこられないと思うので

正確には”魔境にめっちゃ落ちかけた”でしょうか。

私もSも「あなたは我々と同じような理解をしたね、もう我々と肩を並べたね、

二元論を超越したね、自分のいろいろな問題をかなりクリアしたね」

とは一言も口にはしておりません。

ただ「我々が用意した台本(MVセミナーの)通りに皆様にお伝えしてください」とだけ伝えました。

 

しかし、なつこさんの様子がどんどんおかしくなっていきました。

人々を裁き出したのです。激しい感情エネルギーがそこには付着していました。

 

「この状態の人間に大事なMVのお客様の相手をさせるのはダメだ!」

 

と思い、急遽、例の【エグゼクティブセミナー】を開催したのです。

その前後にもメールと口頭で伝えたのですが、我々の声がまったく届いていない状態でした。

 

MVセミナーはもともとはさゆりさんが担当していたのですが、

諸事情があり、他の方を探しておりました。

 

”普通に人と向き合う” ”普通に人前で話しができる”方で

MVの寺子屋、大型プログラムを受けている方で

お住まいの地域、お時間、お仕事の関係でご都合がつく方であればどなたでも大歓迎でした。

 

 

結局、無事に生還できたなつこさん。

貴重な体験をされたと思います。

そして、自分の本当の姿、現在の状態、

エネルギー、意識の世界の真の姿を自分の目で見ることができたと思います。

 

今回のことで、よりMVの真髄が、私とSのことが理解できたのではないでしょうか?

これらの経験をいかし、今後は健やかに自分と人々と向き合っていただければと思います。

 

と同時に

私が昔からブログでお伝えしている

自分の心の闇、意識次元の低さ、トラウマ、

劣等感、昇華させられていない感情エネルギー等を持ちながら

目に見えない世界を触る危険性を身をもって理解されたと思います。

 

映画『クロニクル』はそこらへんのことを上手に描いていますね。

 

これはなつこさんだけの話ではありません。

皆さんにあり得ることです。

 

残念ながらこのことを理解できていない

自称エネルギーワーカー、自称能力者は多いです。

魔境に落ちてしまっているそれらの人に出会った場合、

皆さんを助けるのは”自分の感覚”です。

見抜けるような自分を育てていくことをお勧めいたします。

 

以上