スタッフ/MVパートナー便り

あうんの呼吸 ~なつこ~

職場での『阿吽(あうん)の呼吸』の話を書いてみようと思います。

 

ある日

私がある書類を黙って探していた時

近くにいた病棟事務の方が

「右だよ。右にあるよ~!!」と。

まさしく探していた書類の場所を

教えてくれたのです!

私が「何で言わないのにわかったの~?」と聞くと

「ふふふ( *´艸`)何でかな~??ピピっときたよ!」ですって。

 

同じ日

私がある患者さんに坐薬を入れた後のことです。

誰も見て無いと思ってたのですが

ヘルパーさんが私の動きから何かを察知し

患者さんの便が出た頃を見はからい

おむつ替えをしておいてくれたことがありました。

私が「なんで坐薬入れたこと気づいたんですか~?」と聞くと

この方も「何となくですよ~ww」ですって。

 

上記2件とも

そのタイミングといい

痒い所に手が届く気の利きようといい

無理のない範囲で

自然体で

当たり前なこととしての振る舞い

もう

たまらなく体も心も嬉しくて嬉しくて

なんて気持ちの良いハーモニーなんだろうと。

これは一人では体験できない気持ち良さだな~と。

「ありがとう~!!!」と言うと

その感謝がまた相手に響いてこれまた素敵な響き合い・ハーモニーになる。

大げさじゃなく、体に響くんですよね。

嬉しい気持ちの良い響き合い。

こんな風に人が感じ合い

補い合い

ハーモニーを奏で続けられたら

やっぱり楽しいな~と。

私ももっと感じ合い

気が利いて

痒い所に手が届くようになりたいな~と。

 

昔から

『あうんの呼吸』とか

『以心伝心』『察する』とか言いますよね。

『ツーと言えばカー』

『空気を読む』『(一種の)テレパシー』でも良いですし。

日常の中の

そういうのが楽しいし、

大切にしたいこと。

人って

本来そんな風に生きるんじゃないかな~?

生きてることがもう音楽。

 

「私は感じない」という方でも

みんな普段からそういう感覚を活かして生きているはず。